日本とフィンランドのブログ[noteに移行します]

ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育や都内の北欧イベントレポートを週1で更新予定。記事寄稿などについてはコメント欄かTwitterのDMよりどうぞ。

自然との共存を大切にするフィンランド人の考え方

2016.9.3.

※通常のブログ運営に戻ります※

 

この日はオーランド諸島へ旅行中。

 

朝食ブッフェのときにルームメイトのキルシ先生が顔を少ししかめていました。

 

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どうしたのか聞いてみると、彼女はKALLE(魚卵チューブ)のミニサイズを見て

 

「これは自然に良くない」

 

と言います。

 

当時の私には彼女のリアクションがとても新鮮で、印象に残っていました。

 

なぜなら、日本では1つのプロダクトに対して、業務用やファミリーパックに留まらず、ハーフサイズだとか、食べきりサイズだとか、何パターンものパッケージ展開をごく当たり前に目にするからです。

 

だから魚卵チューブひとつで朝から眉をひそめるキルシ先生のことを「自然を崇拝する高次元な御心の持ち主でいらっしゃる…」と畏れ多く、価値観については自分から遠い存在であるように感じました。

 

しかしながら、フィンランドで日々おいしい水道水を飲んだり、1セントも払わずに森の中でおいしくて新鮮なブルーベリー、ラズベリーなどのベリー類やアンズダケ、オラカスシエニ、スッピロバハヴェロなどのきのこ類をいただいたりするにつれて、キルシ先生の考えに近づいてきたように感じます。

 

ここでの生活を通して、

 

「あっ、このプラスチックの容器をリサイクルせずに捨てたら、将来この美しい景色やおいしい水やベリーやきのこが食べられなくなるかも」

 

という思考回路が、今の私にはインストールされていたのでした。