日本とフィンランドのブログ[noteに移行します]

ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育や都内の北欧イベントレポートを週1で更新予定。記事寄稿などについてはコメント欄かTwitterのDMよりどうぞ。

フィンランドのおばあちゃんを訪ねて_2

2016.8.12.

私たちの呼びかけからほどなくして、おばあちゃんが「ヘーイ!」とドアを開けてくれました。

彼女の名前はBirgittaさん。白樺の枝でオブジェを作るアーティストです。

 

靴を脱いでおうちにあがると、旦那さんが猫を抱っこしていました。

この12歳の猫は、よくひっかくらしい。

テーブルに乗るのを禁じられているそうですが、私たちが話しているそばから乗っています。

 

すると旦那さんは突然、水の入ったスプレーを猫にかけました。

それでもいうことを聞かないようなので、猫をひょいっと勝手口から放り出してしまいました・・・

「ほ、放り出したよ?」と私とひかりさんはこらえきれず笑ってしまいました。

 

彼は寡黙な人ですが、猫のお世話をしつつS君の面倒をよく見てくれています。

 

Birgittaさんは取材にきた私たちに対して、とびきり素敵なティータイムの場を用意してくださっていました。

 

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コーヒーとリンゴンベリーの紅茶、優しい味のキッシュ。

 

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ブルーベリーパイ!!!試しにマンゴーのrahka(固めのヨーグルトのような乳製品)を入れてみたそうです。

食べる直前、バニラアイスを添えてくれました。

 

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これは、私がフィンランドの食べ物の中で暫定1位と言うくらい好きなものです。

 

aakikko.hatenablog.com

 

理由は分からないけれど、おばあちゃんが作ってくれると、とくにうれしいんですよね。

 

ところで、私が日本での好きなものと言えば、自分のおばあちゃんが作ってくれた豚の生姜焼きです。

同じ材料をそろえても、おばあちゃんが作ったものと同じ仕上がりにはなりません。

 

きっと私がこれから、ここフィンランドでブルーベリーパイの作り方を教わっても、きっと、おばあちゃんの作る味にはならないんだろうなと思いました。

(続きます)

 

それでは、もいもーい。