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ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育や都内の北欧イベントレポートを週1で更新予定。取材等のお問い合わせはコメント欄かTwitterのDMよりどうぞ。

編み物サークル オンペルセウラに行ってきました

フィンランドの人々にとって編み物はとっても身近な存在です。

バスで移動中のおばあさんも、競技に臨むオリンピック選手も、編み物をします。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

私のホストマザーたちによれば「学校で習うから、みんな編み物できるよ!」とのことでした。

 

そんな編み物には、以下のような効能があるとフィンランドセンターは述べております。

 

・ストレスや不安感を軽減させる

・自分の健康に対する自信の高まり

・血圧を下げる効果

・集中力の改善

・記憶力の改善

 

また、同センターは一般の人々に向けて、編み物に親しむ機会を月に1回のペースで提供くださっているので、私もおじゃましてきました。

 

オンペルセウラの開催場所はフィンランドセンターで駐日フィンランド大使館の敷地内にあります。

 

駐日スウェーデン大使館などと比べて一般開放されないため、事前予約が毎回必要です。

 

他の参加者の方々と敷地内に入ると、会場の受付開始までは別室で待機になりました。

 

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サウナフォトスポットがありました(笑)

 

受付後は毛糸と編み棒が配布され、コーヒーやジュースとお茶菓子(今回はスコーン!)が振る舞われます。豪華過ぎる・・・

 

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今季は毛糸の靴下を作っています。

 

参加が私のように初めての人もいれば、もう靴下ができあがってフィンランドセンターの所長さんたちにお祝いを贈呈されている人もいます。

 

私も編み物経験者の方や所長さんに教えていただきながら見よう見まねでやっています。

 

前回は所長さんに相談したら「kaksi oikea(右に2つ??)」と言いながら編み方を見せていただきました。(希望すれば英語や日本語通訳でアドバイスを聞くこともできます)

 

私は「右に2目に編む」と認識して、編み方をYou Tubeで探しまくりましたが、それらしきものが見つからず・・・

 

今回、経験者の方に教えを請うたところその正体が「2目ゴム編み」であることが分かりました。2目表目、2目裏目で編んでいくのだそう。

 

そして所長さんにの「oikea」を日本語にしたときの意味は「右」ではなく「表」ということが分かり、フィンランド語の勉強にもなりました!

 

オンペルセウラでは「今月の女性」と題してフィンランドのパワフルな女性についてのプレゼンテーションを聞くことができます。

 

フィンランドセンターの活動はアートだけではなく高等な学術的な研究への取り組みも大変熱心です。

 

日本で触れらるメディアだけでは、なかなか知ることができないフィンランドの女性の人生や歴史について知られるので私はこのセクションもとても気に入っています。

 

今月の女性はフィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの妻アイノ・シベリウス

フィンランドの女性は(全員とは限らないけど)やっぱり強くてたくましいし、そういったことが良しとされる国などだと切実に感じます。

 

印象深かったエピソードを列挙すると以下のとおり。

 

・結婚後、ヘルシンキで飲んだくれるジャンをアイノがたしなめて郊外のトゥースラに引っ越しさせた

 

・ジャンは森での散歩を大切な日課としており、その散歩のときは正装して、四季に合わせて帽子の色も替えていた

 

・5人の子どもの子育てに家計が逼迫している中、アイノが「稼ぎたいなら交響曲を書けば?」と提案し、ジャンは交響曲作品を発表してブレイクした

 

・トゥースラの家の緑の暖炉や家具などはアイノがプラン・デザインしたもの

 

・アイノはトゥースラの家の庭でトマトやじゃがいもなどの野菜を作って自給自足していたが、当時の国内では珍しいアスパラまでも育てていた

 

これらの話を聞いて、トゥースラやアイノラにも足を運んでみたくなりました。

 

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ちなみに、プレゼンテーションをしていた所長さんは口頭での発表と編み物を同時にこなしていました。器用すぎる・・・

 

私もこんな風に編めるようになりたいなとつくづく思うのでした。