スウェーデンの大規模な森林火災/夜勤は不健康
2018.7.29.
※今日からしばらくの間、語学の時間を補填する必要があるので、こちらはフィンランド現地のニュースを紹介することがあります。
ニュースページのURL→日本語要約→所感という内容になっています。
私がフィンランド語学習のために通った現地の市民学校では、下記の移民向けwebコンテンツを先生が勧めてくださいました▼
国営放送局yleが平易なフィンランド語のスクリプトとゆっくりと読み上げるラジオで毎日のニュースを更新しています。
そのうえ、ニュースの内容を理解できているかチェックできるフォームも設けられているのです。
ある程度の語彙のある方にはおすすめの学習コンテンツだと思います。
早速ですが、7/27分を見ていきます▼
■Suomi auttaa Ruotsia
スウェーデンでは、あちこちで大規模な森林火災が起きており、消火活動が行われています。
フィンランドは約30人の消防隊員を派遣し、また消防車や消火器などの機材も送りました。
隊員たちは、遅くとも土曜日の朝には現地に到着し、少なくとも一週間援助します。
スウェーデンは多くの他国からも援助を得ています。
なるほど、数日前に日本の友人が私に暇速のリンクを送ってきたのですが、納得。
冷蔵庫の中が空っぽになるほど日本の夏の外出がしんどい私は、今年も北欧の夏はさぞ快適なんだろうなと思っていたのですが、こういった側面もあるのですね・・・。
■Yötyö on epäterveellistä
夜間の仕事は不健康である
ホテルやお店では以前よりも夜間営業しえおり、これらの業界には多くの女性労働者がいます。
彼女たちが連続して夜勤を行うと、乳がんや心臓病の発症リスクが高まるとされています。
そのため、政府は夜勤が5連勤を超えないように法律を変える予定です。
フィンランドではここ数年の間に、祝日もお店を営業していいと法律が変わったり、ヘルシンキ市内では24時間営業のスーパーやショッピングセンターを見かけたりするようになりました。
それによって少なからず新たな雇用が生まれるけれど、健康を害したら元も子もないですし、深夜営業間に得られる利益とは、果たしてそれらを上回るほどのものなのか、というのが個人的な感想です。
私が滞在したヘルシンキのあるゲストハウスでは、ホストマザーは病院の警備員として夜勤シフトに入っていました。
ふだんの彼女はパワフルで優しい女性ですが、夜勤前の仮眠中に他のゲストが大きな音を立てたり、朝帰りしたときにキッチンが散らかっているのを見つけたりしたとき、家の外からでも分かるくらいのとてつもないヒステリーを起こしていました。
3ヶ月間そこで暮らした私は、夜勤とは人をキレやすくして、心の余裕をなくしてしまうものだと考えるようになりました。
夜勤とは程遠いですが、私も連続睡眠時間が7時間を切ると心身ともによろしくないことを実感します。
日本ではFitbitで睡眠時間を計測していましたが、7時間以上熟睡できているのは月に2,3日程度です。
一時期、ショートスリーパーを目指しましたが、私の体には合いませんでした。
だから夜勤前後の彼女の状況はとても分かります。
人間は、然るべき時間帯にその生身の頭脳が最大限に活かされる仕事に就けて、それ以外は機械に任せられる時代が早く来てほしいなと思ったのでした。
それでは、もいもーい。