国際女性デーについて思うこと
今日3月8日は国際女性デーです。女性の自由や平等を世界的にお祝いする日です。
私は日本で生活しているうちにそのことをすっかり忘れていましたが、フィンランド人の友人(男性)から「Hyvää naistenpäivää!(すてきな女性の日を!)」とお祝いのメッセージが来て、そのことをハッと思い出しました。
Facebookを開くと、フィンランドの大手企業も個人経営のショップやカフェも、個々人のアカウントも、今日を祝い、女性やお花の写真をアップしていて、タイムラインがとてもカラフルなのです。
(ここに載せるとキリがないくらいみんな投稿してます!)
日本でも人気のテキスタイルメーカー ラプアンカンクリ▼
ポルヴォーのスーパーマーケット▼
ちなみに、イタリアでは男性が女性へのリスペクトとしてミモザの花を贈る風習があるそうです。
そこから波及したのか、日本のインテリアショップやInstagramにいるほっこり系の人たちは「今日はミモザの日ですね!」とミモザで作ったリースやスワッグなどをアップしている様子が「丁寧な暮らし」ブームの後押しもあってか、ここ数年よく見られます。
堂々と「国際女性デーです!」と言いにくい、言う発想がない、というあたりに男女格差が先進国の中で最低の日本を垣間見たようで、私は毎年一瞬だけ、どんよりした気持ちになっている気がします。
とはいえ、今日は職場のTOKYO FMに耳を傾けると、国際女性デーに関するイベントの告知や国際女性デーを祝う欧米セレブのツイートの和訳などが読み上げられていました。この国も少しずつでも変わっていくとよいのですが。
(追記)
私がポルヴォーでインターンしていたときの国際女性デーでは、滅多に事務室に来ないヘッス先生(男性)が「Hyvää naistenpäivää!」とコーヒー休憩にぴったりのペイストリーとお花を差し入れてくれたのでした。