東京のOLがフィンランドでインターンした話

ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育の記録です。お問い合わせはコメント欄またはTwitter(@akotwi)のDMよりどうぞ。

マリアンネ・フオタリ KOTISEUTU - The Spirit of Roots -に行ってきました

2018.9.3.

ヘルシンキを拠点とするデザイナーMarianne Huotariさんの展示が青山のスパイラルで始まりました。

 

メインタイトルのKOTISEUTUとは日本語でちょうど「ふるさと」にあたるフィンランド語だそうです。

 

私は最初に彼女の作品をwebページで見たとき「なんてかわいらしい色づかいのマットだ」と思っていたのですが、実物は羊毛や糸ではなく、小さな陶器のパーツでびっしりと構成されていたので、驚きました。

 

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あえて素材を置き換えることで生まれるおもしろさを彼女の作品から学び取れたと思います。

 

www.spiral.co.jp

 

初日の今日は、Marianneさんご本人も在廊されていたので、私はお客さんの空いたタイミングを見計らって今回の展示や作品について伺ってみました。

 

Marianneさんによると、ご両親とご祖父母は北部フィンランドのKainuu(カイヌ―地方)のpekankylä(ペッカ村)の出身であったため、彼女はそこで休暇を過ごし、魚釣りやベリー摘みを楽しんだ経験が作品のイメージとなっているそうです。

 

カイヌ―はヘルシンキからどれくらいかお聞ききしたところ「電車で8~9時間よ!」とのことでした。

9時間て、日本〜フィンランド間の直行便とほぼ変わらない移動時間・・・!

 

作品モチーフのエピソードで私が個人的に好きなのは、こちらのLakka(クラウドベリー)。 

 

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クラウドベリーはラップランドなどの北部フィンランドでしか採れない、ベリー類の中で高価なものとされています。

 

Marianneさんのふるさとカイヌーではクラウドベリーが採れるそうで、Kainuun Kulta(カイヌーの黄金)として珍重されており、子供たちはこれを集めてお小遣いをもらっていたのだとか。

 

目をキラキラさせながら作品や思い出について語ってくださるMarianneさん・・・最高にチャーミングでした。

 

一方、レセプションのプログラムでは、カラフルなフィンランドフードとドリンクが振る舞われていました。

 

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また、ご親切なスタッフさんの勧めでプチモビール作りまで体験させていただきました。

 

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陶器のパーツを2つ選べるのですが、形はさまざまで、釉薬がかかっているものと素焼きのものもあるので、あれこれ並べて選ぶ時間が楽しかったです。

 

短時間とはいえ、パーツをこれでもかと吟味したモビール

揺れるたびに、Marianneさんの笑顔を思い出せそうだなとほっこりした気持ちで帰路についたのでした。

 

会期は9/24(月・祝)まで。

 

それでは、もいもーい。