東京のOLがフィンランドでインターンした話

フィンランドの美術学校でインターン後、北欧雑貨のバイヤー、モデル、ライターとして活動/現地の体験やマニアックな情報を公開中

日本人の自己肯定感の低さに思うこと

2016.8.1.

午後のクラスが終わりました。

私は画材を片付け、L先生は作品を親御さんに見せるため、テーブルにずらりと並べていました。

 

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迎えにきた親御さんたちは我が子の作品を見るやいなや、その場の空気がワントーンどころかファイブトーン跳ね上がるくらい「なんて素敵なの!」「すごいね!」と子どもに声をかけたり、ハグしたりしています。

 

私はそれらに圧倒されてしまいました。

なぜなら、日本ではこんなに分かりやすい褒め方をする親御さんを見たことがなかったからです。

 

私自身も幼少期から習字、水泳、ピアノ、バイオリンなどの習い事やワークショップの参加をしていたので、お迎えの場面は数えきれないほど経験しています。

しかし、いわゆる(とくに日本で)親バカと周囲に受け取られそうなリアクションをする親御さんを見たことがありません。

 

フィンランドのパパママのような褒め方だったら、失敗を恐れずにもっと作ろう!とモチベーションアップの要因になるだろうし、作った分だけその子の自信につながるのではないでしょうか。

 

私はこの状況下で、ふと藤原和博さんの本に「日本の若者は世界各国の中でもとくに自己肯定感が低い」ことを背景として述べていたことを思い出しました。

 

 

それをフックに国別の自己肯定感が気になったので、ランキングを見てみました。

 

www.webmd.com

 

どれくらい新鮮で、確度が高いデータなのか分からないですが、フィンランドは54ヶ国中11位、日本は最下位です。ひえー。

 

ところで、私がお世話になっている企業の社長は「1才児にとっての1年は1/1だけど、30歳にとっての1年は1/30。だからあっという間に過ぎてしまうように感じるのは当たり前だ」と言っていました。

それを聞いた私は、ある1年が与えるその人へのその後の人生への影響度についても、同じことが言えるのではと感じました。

 

だからこそ、自分の作ったもの・感性・個性が他者に受け入れられ、褒められたという成功体験を幼少期から積み重ねていくことは、自信をもって自分の人生を歩いて行くには本当に重要なのだと思います。

 

ちなみに藤原和博さんは著書で、親子の縦関係だけでは自己効力感を高く持つには不十分で、兄弟、近所のじいちゃんばあちゃんとのナナメの関係が重要になってくるよ!と強調されていました。

 

さて、時計が16時を指すと、先生方はバタバタと退勤していきました。

ここはフィンランド。本当に残業しないんだなーと感心したのでした。(もちろん業界・業種・会社によりけり)

 

それでは、もいもーい。