夏のポルヴォーの川辺
2016.8.15.
mtg後は別の作業を手伝い、16時になると先生たちはバッタバッタと学校を出ました。
私はその10分後に家路へつくと、ついさっき学校を出たU先生がすでに着替えを済ませて自宅から出てきました。先生の家と通勤先は徒歩3分程度です。
本当に、帰って宿題をせずに家を飛び出す男子小学生くらいのタイム感です。
ものすごくうれしそうなので、これから何をするのかを聞いたら、「友達と散歩に行くの!」との答えが返ってきました。
友達とカフェやバー、ショッピングや映画ではなくても、散歩でここまでウキウキできることが素敵で、羨ましく思いました。
私は自宅に洗濯物を置いて、食材の買い出しに出ました。
U先生を思い出して、あえてポルヴォーの川辺を歩いてみます。
倉庫の赤が水面で細かく揺れています。
ゴッホなどの点描画のモチーフってこういう瞬間から生まれたのかも・・・とふと思いました。
ポルヴォー大聖堂の一部が見える位置へ。
たしかにこんなに美しい景色の中、友達と他愛のない会話をしながら歩けるのは幸せだろうなと、納得したのでした。
それでは、もいもーい。