日本とフィンランドのブログ

ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育や都内の北欧イベントレポートを週1で更新予定。記事寄稿などについてはコメント欄かTwitterのDMよりどうぞ。

ブルーベリー摘みはマインドフルネス

2016.8.8.

学校でHさんとKさんと合流し、近くのH&Mにサングラスを買いに行きました。

夏のフィンランドは日差しが強くて、サングラスがないと目を開けていられないのです。

 

大人3人がサングラスをかけて、Hさんは赤ちゃんのベビーカーを押し、Kさんと私はその両端を歩いています。赤ちゃんに対して3人のボディーガードが張り付いているように見えるかもと皆で笑いました。

 

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森の小道を抜けると、Hさん一家の住むアパートの駐車場に着きました。

家にお邪魔して、さっそくマカロニラーティッコ作りに取りかかります。

 

マカロニラーティッコ Makaronilaatikkoとはフィンランドの家庭料理の一つ。

ひき肉とみじん切りの玉ねぎを炒めて、マカロニと牛乳、卵液を混ぜてチーズをまぶし、オーブンで焼いたものです。

 

こちらに詳しいレシピがあります。

 

Laatikkoとはフィンランド語で箱を意味します。

ほかにもMaksalaatikko(レバー)、Perunalaatikko(じゃがいも)、Punajuurilaatikko(ビーツ)などを耳にしたことがあります。

 

レシピにおいて、前半は具を刻んだり、炒めたりしますが、後半はオーブンに入れて焼けるのを待つだけなので、その間にデザート用のブルーベリーを摘みに目の前の森に入りました。

 

時計を見ると50分経過していましたが、私の体感時間は5分程度です。

 

湧き出る雑念と向き合いながら、視界に紺色の物体がかすめた瞬間に手を伸ばし、プチプチとブルーベリーを摘みます。

 

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たまに大粒のものに遭遇すると、心の中でガッツポーズです(笑)

 

ブルーベリーを摘むことは、一種のマインドフルネスにさえ感じられます。

 

私たちが帰宅すると、鍛冶屋のTさんは煤(すす)で両手を真っ黒にしてアトリエから帰ってきました。

 

ブルーベリーを摘んだ私の両手も果汁で真っ黒だったので、Tさんは「musta kädet 黒い手」というフィンランド語を教えてくれて、笑い合いました。

 

私は食事の前に手を石鹸でごしごしと洗いましたが、まだ色が残っています。

フィンランド掲示板を見る限りでは、どうやって手からこの色を洗い流すのか知りたい人もいるようですね。

 

kaksplus.fi

 

「レモン汁」「そのうち落ちる。そんなに時間はかからない」など色んな回答があります。

 

今年、私はあと何回musta kädetになれるだろう・・・と夏が過ぎるのを寂しく思ったのでした。

 

それでは、もいもーい。