東京のOLがフィンランドでインターンした話

フィンランドの美術学校でインターン後、北欧雑貨のバイヤー、モデル、ライターとして活動/現地の体験やマニアックな情報を公開中

おばあちゃんの家で過ごす午後

2016.7.29.

マット洗いを終えるころには正午を過ぎていました。これから私たちはバッバの家にランチを食べに行きます。

 

家に着くと、すでにテーブルがセッティングされていました。

お皿はarabiaのruska、テーブルクロスはmarimekkoのpuketti(水色)が使われています。どちらもヴィンテージ。

日本では雑誌のスタイリングやショップのディスプレイなどでしかこういうのを見たことがなかったので、実生活で活用されているのを目の当たりにできて、わくわくしました。

 

ランチメニューは下記の通りです。

 

■人参スープ(濃厚なポタージュスープ。人参嫌いな私もおかわりするくらい美味しい)

■黒パン(甘みの強い、saaristolaisleipä さーりすとらいすれいぱという群島の伝統的なパン)

■スライスハム

■スライスしたキュウリ

■leipäjuusto れいぱゆーすと(こんがりとした焼き目と、食感がもきゅもきゅするチーズ。クラウドベリージャムを添えて)

 

並んだ食事を見て、私は「マット洗いで(超)疲弊後のランチなのに、肉や魚もしくは卵をメインにしないんだ・・・というかそもそもメインがなくない?」と思ってしまいました。

 

しかし実際に人参スープを食べてみると、下味も野菜の味もしっかりしていて、お腹に溜まります。

同じスープでも和定食における味噌汁やお吸い物などといった名脇役ではなく、主役と言っても過言ではないくらい、食べたときの満足度が高かったのです。

 

デザートのleipäjuustoをもきゅもきゅ食べて(本当にこんな食感です)、子どもたちと中庭へ出ました。

そこでフィンランドの伝統的なスポーツであるモルックをして過ごします。

 

日本にも、日本モルック協会というのがありますが、私はポルヴォーで初めて実物を見たので、思わず「わー!モルックだ!」と言うと、バッバが正しい発音を教えてくれました。

 

\mölkky/

 

öが付いているので実際は「むぅぇうっく」となるそうです。むずかしい。

 

molkky.jp

 

小一時間ほど遊んでいると、アパートのベランダからひもで吊るされたバスケットがするすると降りてきました。

 

中身は、焼きたてのブルーベリーパイmustikkapiirakkaとバニラアイス、オレンジジュース!

 

f:id:aakikko:20180702173051j:image

 

皆で切り分けて、アイスを添えます。ブルーベリーパイ×バニラアイス・・・最高の組み合わせに出会ってしまいました。

 

f:id:aakikko:20180702173221j:image

 

ティータイムの後は皆でカードゲーム。 私はルールを理解できる自信がなかったので、観戦させてもらいました。

それでも、バッバたちは手札を引かせてくれたり、カードの意味を教えてくれたりしたので、私は決して退屈する瞬間がありませんでした。(感謝)

 

そのあとはフィンランド語の単語を作るボードゲーム。バッバ達はフィンランド語を学びたい私に合わせてこのゲームを選んでくれたのだと思います。(本当にありがとう・・・)

 

f:id:aakikko:20180702193120j:image

 

バッバことマイヤおばあちゃんは、翡翠色のキラキラした目で、いつも私が聞き取りやすいようにゆっくりとフィンランド語で話しかけてくれます。

サラサラの銀髪も素敵で、一目見たときに「魔女の宅急便」でニシンのパイを作る、あの可愛らしいおばあちゃんを思い出しました。

 

ゲームを5セットほどしていると夕刻を迎えましたが、空は信じられないほど真っ青です。さすが白夜のフィンランド

マッマが迎えに来るので、バッバ達とはしばらくお別れ。

 

今度は、私からバッバ達へ日本のおやつか料理を振る舞えたらなと思います。ごちそうさまでした。

 

f:id:aakikko:20180702193004j:image

 

それでは、もいもーい。