フィンランドの湖で泳いだ話
2016.7.28.
起床後、マッマから朝食の準備の仕方を習いました。なぜなら皆、起きて家を出る時間がバラバラだからです。
パッパは4時、マッマとK君は10時、Lちゃんは12時とのこと。私はインターン先の回答待ちですが、9時前後になりそうです。
午後からは、子どもたちと湖へ泳ぎに行きました。マッマが車に乗せてくれたのですが、林の中で入り組んだ道が30分近く続きます。
「本当にこんなところに泳ぐ場所があるの?」と半信半疑でしたが・・・ありました。
ちなみに、フィンランドは世界的に湖が多いと言われています。具体的な数字を見てみましょう。今回、参照したのはVisitFinland(フィンランド政府観光局)のコンテンツです。
記事によると、国土には188,000もの湖が存在するそうです。
フィンランドには「幾千の湖の国」というあだ名がついているが、実際はその名前さえ控えめな表現と言えるほど、多くの湖がある、と。
さて、Lちゃんが昔着ていた水着を借りて、私も(泳げませんが)湖の中に入りました。
水中にはぬるいところと冷たいところがあります。なんでだろう?
足元の石には藻が生い茂っているのか、ヌルヌルしていておっかなびっくりです。
うーん、なんだか日本で見る旅行ガイドブックのイメージとはギャップのあるアクティビティでした^^;
そして夏とはいえ曇り空なので、水からあがると寒いです。
お隣さんも家族連れで来ていました。私はタオルに包まり、芝生に横たわって英語で自己紹介と世間話をしました。
Sさんは日本の企業からテキスタイルデザインの依頼と取材を受けたことがあると話してくれました。
スマホで作品を見せてもらうと、すぐにどこのブランドなのか分かったので、○○社のですね?と私が返すと、「わお!スモールワールドだわ!」と盛り上がりました。
湖水浴から帰宅すると、休日を過ごすパッパがキッチンで魚卵を使ってソースを作っていました。
パッパの話によるとフィンランド人は食に保守的だから、魚卵を口にしたがらないそうです。
だからこの街で魚卵を出すのは自分のレストランと我が家くらいとのこと。
また、イカとタコはチューインガムのような食感を嫌う人が多く、フィンランド語にすると「mustekala ムステカラ」とひとつの言葉に訳されてしまうことも教わりました。
イカとタコの扱いが可哀想すぎる・・・。
イクラもイカもタコも日本の寿司ネタでは定番ですが、私がフィンランドのお寿司でそれらを目にしない理由がようやく分かったのでした。
それでは、もいもーい。