日本とフィンランドのブログ[noteに移行します]

ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育や都内の北欧イベントレポートを週1で更新予定。記事寄稿などについてはコメント欄かTwitterのDMよりどうぞ。

大切な友達に出会った日

2016.8.5.

Hさんたちは明日のランタンのライトアップ時にパフォーマンス予定のSさんと打ち合わせを駐車場で行います。

 

その前に私たちが図書館の外周を歩いていると、玄関で二人の男女がランタン作りを続けていることに気が付きました。

ついさっき、パッパに強制送還されてしまったK君に匹敵するくらいの熱量を遠くからでも感じます。

 

恐る恐る近づくと、先程のワークショップに参加していたカリタさんとミッコさんご夫妻でした。

 

お二人は日本が大好きで、カリタさんにいたっては8回の訪日とインターン経験があり、現在は車で1時間かけてヤルヴェンパーという街の市民学校に通って、日本語を学んでいるそうです。

 

Hさんとフィンランド語でやりとりをしていたので、私も拙いながらフィンランド語で話しかけると、お二人はとても褒めてくれました。

 

そこから私たちは「○○は日本語でなんて言うの?」「△△はフィンランド語でなんて言うの?」とフィンランド語、日本語、英語で質問し合いました。

 

お互い、フィンランド語がわからなかったら英語、日本語が分からなかったら英語で補い合います。

 

とはいえ、私は実践的な英語は得意ではありません。

それでも、カリタさんとミッコさんは、私が聞き取りやすいようにゆっくり発音したり、分かりやすい単語に言い換えたりして、コミュニケーションをとってくれました。(感謝)

 

「もっと実践的な英語を学生時代に身につけられていたら」

と私はまたいつものように日本の英語教育を思い出して、

 

aakikko.hatenablog.com

 

モヤモヤしていましたが、そのときはそれが薄れていくほど、楽しい時間を過ごすことができました。

 

お二人は、家の庭にハリネズミのファミリーが住んでいることも教えてくれて「今度、うちに見においで」と誘ってくれました。

 

私はフィンランドに来てから、交通事故でぺしゃんこになったハリネズミしか見たことがありません。だから、元気なハリネズミをいつか見てみたかったのです。

 

光のような速さで「もちろん、おじゃまさせてください」と返して、楽しみな予定が増えてほくほくしていました。

 

すると、カリタさんは「あっこちゃんと、友達になれて、うれしい」とぽつりと言いました。

 

そんなことをここフィンランドで、日本語で言われるとは思わなかったので、ハッとしました。

 

私は日本を出て以来、フィンランド語が聞こえたら頭の中で日本語に置き換える回路を切って、フィンランド語そのままで理解しようと、いつもやきもきしながら生活しています。

 

そんな中、諸外国語ではなく母国語で、しかも仲良くなったフィンランドの人に言われたせいか、カリタさんの一言が心の最深部に刺さってしまい、胸がいっぱいになってしまいました。

 

ウルッとしているのがバレないように、ありがとう。「私もカリタさんと友達になれてうれしい」と返しました。

 

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燃えるような夕空の下、私達は明日一緒にランタンの火を灯す約束をして帰路についたのでした。

 

それでは、もいもーい。