日本とフィンランドのブログ[noteに移行します]

ポルヴォーアートスクールで体験した”本当の”フィンランド教育や都内の北欧イベントレポートを週1で更新予定。記事寄稿などについてはコメント欄かTwitterのDMよりどうぞ。

お見送りとベリー摘み

2016.8.14.

見学のために、10時きっかりに私たちはアートスクールへ向かうと、先生が施錠を開けてくれていたところです。

 

校長先生は、各教室を案内しながら、自身が生まれ育ったトゥルクでアーティストだったが仕事がなかったこと、この学校に設立と同時に働き始めたこと、来年で定年退職しようと考えていることなどまで話してくれました。

 

校舎のプリントされたトートバッグやカレンダーまでいただいたり、ひかりさんのサイトに掲載するための写真も撮影させてもらったり。

 

ひかりさんは「ここフィンランドでは、ふたりのグランマに会えました」と笑顔で話していました。よかったよかった。

 

アートスクールを後にした彼女はJさんの取材を受けて次の国へ行くため、30分後にはヘルシンキへ戻るバスに乗ります。

 

それまでの間、私たちはポルヴォーの公式ガイドブック(日本語版)を探して、ホテルのロビーをうろうろしています。

 

なぜなら、ひかりさんがヘルシンキで滞在している家のみのりさんという日本人女性の方が翻訳をしたそうで、そのエディションをどうしても読んでみたかったのです。

 

私たちはseurahoviというホテルでそれを見つけて、バス停に向かいました。

 

曇り空の下、私は「彼女がどうかこの先の旅も安全に、世界一周できますように」という願いで胸がいっぱいになりながら、ポルヴォーのバスセンターで見送りました。

 

バスが見えなくなるまで手を振り続けます。

 

ヘルシンキでHさんを見送るときと同じ、穴がぽっかり空くような寂しさがこみ上げました。

さっき校長先生が間をおいて口にした、Life is journey.という言葉が頭から離れません。

 

 私は、このままじっとしていられる感覚がしなかったので森へ行きました。

 

そして、無心になってベリーを摘みました。

ブルーベリーはすでに摘み取られた形跡がありますが、赤く熟したリンゴンベリーは今からがシーズンのようです。

 

1時間半でこれくらい集まります。

時間を決めておかないと、一生摘み続けてしまいそうです。

午前中より晴れてきましたね。

 

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深い鍋に水とベリーを入れ、浮かんできた小さな枝や葉っぱを取り除きました。

 

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寂しさはなくならないけれど、これからベリーを何にどう使うのかを考えているとわくわくしたのでした。

 

それでは、もいもーい。