東京のOLがフィンランドでインターンした話

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ポルヴォー買い付け道中

2016.7.30.

Lさんの自転車を借りて、ポルヴォーの中心街へ。

家からの距離は約10km。到着まで1時間もかかりました・・・。道路にはヘルシンキの街中のような歩道も自転車道もありません。車とすれ違うときにヒヤッとします。

 

道中では交通事故死と思われるイタチ、鳥、ヘビ、ハリネズミの遺体が道路に転がっているのを見かけました。怖すぎる。

 

気を取り直して買い付けを開始。目指すはフリーマーケットとリサイクルショップのチェーン店。

 

ポルヴォー川の橋には、思わず自転車を降りてしまうほど美しい景色が広がっています。

わああ、こんな世界が存在するのかとしばらく見入ってしまいました。

 

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さて、地元の人たちでにぎわうフリマを見ていると、ひとりのおじさんが英語で話しかけてきました。

 

「君が北欧雑貨を集めてるのを新聞で見たよ」

 

はて。

 

私の記憶違いでなければ、下記の北欧雑貨店を営む日本人女性がフィンランドの新聞に掲載されていたような。

 

kirpputori.shop-pro.jp

 

私はその記事を出国前に目にしたことがあったので、おじさんはその方のことを言っているのだと推測します。

 

「私は北欧雑貨を集めてますけど、彼女ではありません」ときっぱり答えました。

 

「いや、載ってただろ。俺は新聞で見た」とニタニタ笑いながら言い張ります。

 

私はそのニタニタが気味悪く感じられたのでスルーして、お会計を済ませてフリマを後にしました。

 

ドイツ系スーパーで買った(あんまりおいしくない)マカロニパスタサラダと飲むブルーベリーヨーグルトを食べて一休み。

 

ふだん使わない筋肉をフル稼働させたので、すでに体中バッキバキ。今の私には、早く帰ってシャワー浴びて寝ることしか頭にありません。

 

そこに突然、空が灰色の雲に覆われて大雨が降りだします。未開拓のフリマが近くにあったので取り急ぎそこで雨宿りすることにしました。

 

ブースはおそらく90近くあり、見応えがあります。そこでmarimekkoのkukkaketoというヴィンテージのはぎれ(紺色)を発見。

 

 

レアカラーを手に入れてホクホクしていると、

 

「ヘイ、また会ったね」

 

と、さっきのおじさん。

「そうですね」とだけ返して私はそこを去りました。

 

逃げるが勝ち。

 

ただでさえクタクタなのです。そしてこれから、文字どおり死屍累々とした道を1時間、自転車をこがなければならないのです。

タニタおじさんの相手をして消耗するのはまっぴらごめんだ。

 

幸いにも雨は20分ほどで止んだので、私は自転車で跳ねる泥にまみれながら帰宅しました。

 

自転車を拭きあげて、シャワーを浴びてスッキリしました。

 

私は、無事に帰ってこれた安心感であっという間に寝入ってしまったのでした。

 

それでは、もいもーい。