東京のOLがフィンランドでインターンした話

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フィンランドの田舎で迷子になった件

2016.7.15.

ヘルシンキから50kmほど離れたある街にやってきました。北欧雑貨の買い付けが目的です。

 

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日帰りで滞在時間が限られているため、午前と午後のタイムテーブルを作り込んでの現地入りでした。

ところが、なんとも情けないことに私は午前の部で迷子になってしまったのです。


お目当てのセカンドハンドショップを出て、中心街への通りを歩いているつもりでしたが・・・行けども行けども針葉樹の景色が続きます。

 

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なんだか霧がかってきました。

 

不安な気持ちに蓋をしてひたすら歩き続けていると、自転車ですれ違った中東系のお兄さん2人組が声をかけてくれて、シティスクエアへのバス停の場所を教えてくれました。


お兄さんたちの指し示す方向を進んでいると、突然大雨が降りだしました。

 

すると、遠くからさっきのお兄さんたちがHey!と大きな声で呼びかけながら私の方に戻ってくるではありませんか。


このままだと雨に濡れるから一緒に来て、と言われるがままに自転車の後ろに乗りました。


まさか、 フィンランドで大雨に降られながら自転車を2人乗りして、橋の上や森の中を爆走するとは夢にも思わなかったです。


2kmほど進んだ先に見覚えのあるガソリンスタンドが見えてきました。

 

ここからは一人で動けますし、お兄さんのお荷物になり続けるのは申し訳なかったので、自転車を降りました。

飲む?とペットボトルのお水まで勧めてくるので、私は涙が出そうになりながらお礼を何度も伝えました。


(日本のお菓子や折り紙を持ち歩いていれば、お礼に渡せたのにな ・・・)


この時期は色んなバイヤーさんが買い付けた後なので、 残念ながら日本市場向けの収穫は全くありませんでした。


しかしお兄さんたちの優しさと、大雨の中、自転車で駆け抜けたときの針葉樹林や湖の景色を思い出すたびに、あたたかな気持ちになるのです。